おさらいカタナスピークストゥーミー

 

カタナスピークストゥーミー
[戯曲]

[こんなようなものを知っていただくとより楽しいです]

刀剣乱舞

刀剣の付喪神(ものに宿る神様)である「刀剣男子」を集めたり戦わせたりする大人気オンラインゲームです

ご存じない方は信じられないかもしれませんが、すごく人気です

オンラインゲームの配信を皮切りに、アニメ漫画ミュージカルなど数々のメディアミックスをされてきました

本作品はその「刀剣の付喪神」というモチーフをお借りするという大胆&厚顔なオマージュをほどこしております

 

刀剣男子

刀剣乱舞は実在する有名な刀を、キャラクターにしています

源義経の刀だったり、武蔵坊弁慶の薙刀だったり、伊達政宗の刀だったり…etc

そして、制作者のニクい戦略によっていろんな刀剣男子を集めたくなる仕組みになっています

[例]

「このグループは同じ武将の刀だ、揃えたい」

「この刀の武将とこの刀の武将は敵だった、会わせるとどんな会話をするんだ」

「このグループは同じ作者の刀だから兄弟だ、揃えたい」

 

 

粟田口吉光と「○○藤四郎」

粟田口吉光は、刀鍛冶、刀の作者です

名工(刀づくりの伝説的名人)です

そして彼の製作した刀のほとんどが「○○藤四郎」という名前がついています

短刀という小さな刀が多いですが「一期一振」という大きな刀も作っています

本作「ガールリターンズカタナトゥーユー」のメインキャラクターは「○×△藤四郎」と言う名前です

歴史書などを見ているとみかける、現存していたかもしれない「○○藤四郎」のひとつとして登場しています

 

 

○江戸時代と火事と刀剣

江戸時代は火事が多かったようで、火事でたくさんの名刀が燃えてしまう事も多かったようです

「○○藤四郎」もたくさん焼けて、名前の残っていない刀もあると言われています

 

 

* * * * * *

○付喪神と質屋

「ガールリターンズカタナトゥーユー」は、付喪神が見えるようになる質屋の娘を主人公にしていますので、付喪神について考えました

また

・日本の「やおよろずの神」という独特な考え方

・妖怪と付喪神と神様との境目が曖昧なところがある

ことから、妖怪や神様についても考えたりもしました

お手柔らかに…

 

 

○百鬼夜行

「カタナスピークストゥーミー」に登場します

深夜に行われる鬼や妖怪の大行進、パレードです

平安時代などの文学には多く登場するようで「遭遇した!」という人が多くいたようです

そのときに歴史上の人物も参列してたとかしてないとか

(浮世絵とか、江戸時代の絵は版権フリーだと聞いていますが、おっかなびっくり)

 

しゃばけ

畠中恵さんによる、人気のファンタジー時代小説です

しゃばけにはすごく頼りました

主人公の若だんなが、妖怪が見える体質なことから、付喪神や妖怪の騒動に巻き込まれたりします

また若だんなのお兄さん的存在の、佐助と仁吉は、人間に身をやつした強い妖怪(ほんとは神様みたいなもののようですがいったん妖怪とします)だったりします

時代小説や妖怪にまつわる小説を読みたいときはまずこちら、と言うくらい読みやすくて楽しいです

 

 

のんのんばあとオレ

「ゲゲゲの鬼太郎」の作家、水木しげるさんと彼のおばあさんの「のんのんばあ」にまつわる自伝的エッセイです

水木しげるさんが、のんのんばあに「この世界には妖怪がいる」前提で育てられていたことがわかります

世界の見え方に奥行きがでる本です

 

* * * * * *

戯曲とは関係ないですが、演出面ですごく参考にしたのがこちら

 

現在落語論

落語家の立川吉笑さんによる著書です

落語の魅力や手法をロジカルに読み解いた名著です

落語が「何にもないから何でもある」という発想のもと、言葉で世界を組み立てていくことを、明確に学ぶことができました

また、著者はそういったような落語の手法をつかって、現代的な匂いのするネタを作っていらっしゃるのでとても参考になりました

主観ですが、落語を理論で読み解くと、ブレヒトの要素を見つけることができる、とか、そんな感じ…?

 

 


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